2017年に観た映画を振り返る

2017年もそろそろ終わりですね。

なので、ここはひとつ、今年観た映画でも振り返ってみようかと思います。

軽くコメントを書いているので、軽いネタバレは含むかもしれませんが、基本的にネタバレ無しです。

というか、感想を書きたい映画は別に記事にしているので、よろしければそちらもご覧下さい。

当たり前ですが、コメントはただの主観です。

※サムネイル画像は、記事中で紹介したYouTube動画より引用しています。


君の名は。(IMAX版) / TOHOシネマズ新宿

のっけから2016年の映画ですが、この2017年1月にIMAX版が公開されたんです、
「君の名は。」自体は公開直後に立川シネマシティで観ていたので、音に関しては満足していたのですが、大画面で観たらどうなるだろう……と思い行きました。
やはり新海誠監督の繊細な絵が、大きくて高画質なスクリーンで見られるの、最高でしたね。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする / シネマサンシャイン池袋

言ってしまえばSF系の作品ではよくある話なので、別に原作を読んでいなくても先の展開はすぐに推測できるんですが、それでも十分楽しめました。
僕は感動系の映画に弱いので、こういう映画を観ると「ずるい」って言いたくなります。
どうでもいい話ですけど、「ぼくは昨日、明日のきみとデートする」と書きたくなることがあります。

Project Itoh 3作品一挙上映 / TOHOシネマズ新宿

こちらも(一部)2016年公開作品ですね。
「Project Itoh」とは、2016年秋頃から始まった、伊藤計劃氏の作品を原作としたアニメ映画を連続して公開するといったプロジェクトです。
(まあ、スタジオの倒産とか色々あって連続とはいかなかったんですが)

「屍者の帝国」「ハーモニー」は2016年中に公開されましたが、このときは「虐殺器官」の公開を記念して、3作品の一挙上映と、早川書房の担当編集とプロデューサーのトークショーが行われる、とのことで参加してきました。深夜通してのオールナイト上映です。実はオールナイト上映はこれが初めてです。

映画は良かったです。僕は「ハーモニー」が一番好きですが、新規公開の「虐殺器官」も良かったですね。

ラ・ラ・ランド / 立川シネマシティ(極上音響上映)

ミュージカル好きですし、ミュージカル映画も好きなので、歌って踊っているのは大抵観に行きます(まだ「レ・ミゼラブル」観てないけど)。
ラ・ラ・ランドに関して言えば、予告編で「Another Day of Sun」を見た瞬間に行きたくなりました。
ストーリーも良かったですね。ミュージカルに抵抗がある人は面白くなかったかもしれませんが、僕は好きです。今年ベスト3くらいには入るかも。

ちなみに「Another Day of Sun」とはコレのことです↓

セッション / 立川シネマシティ(極上音響上映)

少し前の映画ですが、まだ未見でしたので、これを機に。
実は昔楽器をやっていまして、なんだか懐かしい気持ちになって観ていました。
主人公もフレッチャー先生も、どちらの気持ちもなんとなく分かるので不思議な気持ち。
最後のシーンは良かったですね。「そのための布石だった」という人もいますが分かる気がします。

バック・トゥ・ザ・フューチャー / 立川シネマシティ(極上爆音上映)
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 / 立川シネマシティ(極上爆音上映)
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 / 立川シネマシティ(極上爆音上映)

相変わらず立川シネマシティで行われていた、極上爆音上映スペシャルの作品です。
しかし私、バック・トゥ・ザ・フューチャーはリアルタイム世代ではないですので、実は今まで見たことがなかったんです。
そのため、良い機会だと思い3作品全て鑑賞しました。
古い映画ではありますが、なかなか現代に通ずるものもありましたし、何より今観ても「古いなぁ」とは思わないんですよね。
そこが素晴らしいところだと思います。

SING シング / 立川シネマシティ(極上音響上映)

こちらもミュージカルアニメ映画みたいなものですね。
面白かったですけど、実はストーリー的なところで、予告編を見て抱いていた期待とはちょっと外れたものではありました。
が、途中途中に挟む歌とか、一度成功したかのように見せて実は……的なところは良かったと思います。

モアナと伝説の海 / TOHOシネマズ新宿

これももうミュージカル映画ですよね。
特に記憶に残っているのは、マウイの「You’re Welcome」とタマトアの「Shiny」ですかね、お気に入りです。

ReLIFE リライフ / ユナイテッド・シネマ新潟

スマホの漫画アプリ「comico」で連載されている作品の実写映画です。
正直入場者特典目当てで行きました。色々なところで何度も言ってますけど小冊子系を入場者特典に付けるのはいい加減法律かなんかで規制されるべき。
たまたま新潟の実家にいたのでユナイテッド・シネマ新潟に行きましたけど、この劇場は初めてでした。

肝心の映画ですが、これがまた面白かったんです。
漫画やアニメの実写化は大抵ハズレ、的なイメージがありますけど、これは良いな……と思いました。
当時はまだcomico連載も中盤頃(かな?)だったので、劇場版はどうオチを付けるんだろうと思っていましたが、これはこれでなかなか良いストーリーでした。
結構思い切って原作を改編した印象ですね。実写化はこうでなくちゃ。
エンディングのテーマ曲も良かったですね。ReLIFEがきっかけで井上苑子が好きになりました。
このアルバムに収録されていますー、Amazon Music Unlimitedでも聞けますよー

美女と野獣 / 立川シネマシティ(極上音響上映)

うん、これもミュージカル映画ですね。
一応説明しますと、立川シネマシティがスピーカーの入れ替えに合わせて「ミュージカル劇場宣言」と銘打って、この時期に音楽映画を極上音響上映で連続上映していたんです。

美女と野獣、こちらも実は今までアニメや舞台を問わず観たことがなくて……
でも、最初の曲からちゃんと引き込まれていくような、良い映画でした。
タイトル名がついている曲「Beauty and the Beast」もいいですね。「Be our Guest」「Gaston」といい、名曲揃いでした。
シネマシティで観て良かったー

マンマ・ミーア! / 立川シネマシティ(極上音響上映)

これもまた古いミュージカル映画ですね。劇団四季版の「マンマ・ミーア!」は観たことがあるんですが(電通四季劇場「海」だったかな)、映画版はまだ未見でした。
ABBAの曲がほぼノンストップで流れ続けるので、イヤでもテンションが上がっちゃいますね。
サウンドトラックが欲しくなっちゃいました。

夜に生きる / 新宿ピカデリー

良かったですね。
ストーリーは風呂敷を広げすぎた感はありますが、アクションシーンも所々に入っていますし、物語が進むテンポも悪くなく、観客を飽きさせない感じでした。
あまり後味の良いエンディングとは言えませんが、なかなか面白かったです。
可能ならもう一度見たいですね。

ミス・サイゴン 25周年記念公演 in ロンドン / 立川シネマシティ(極上音響上映)

文句なしの面白さです。
言ってしまえば、舞台を撮影して映画館で流した、ってだけです。
でも、巨大なスクリーンに大迫力の音響で観ると、やっぱり凄いですね。家で舞台のDVDを観るのとは段違いです。
ストーリーや楽曲はもう言うまでもなく名作ですが、名作に映画館が加わるとこうなるのか、といった感じです。
可能ならもう一度観たいですね。一応Blu-ray版・DVD版共に発売されていますが、やはり映画館か劇場で観たいですね。

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 / ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場(Screen X)

言うまでもないですが、Screen Xを見てみたくて行きました。
お台場のユナイテッド・シネマはこれが初めてですね。
まだまだ発展途上と言った感じだったので、今後に期待ですね。
詳細はこちらの記事をご覧下さい。

怪盗グルーのミニオン大脱走 / TOHOシネマズ新宿

怪盗グルーシリーズの最新作ですね。
実はこれもストーリーが期待以下でした……個人的ベストはミニオンズですかね(番外編みたいなものですけど)

劇場版ポケットモンスター2017 / TOHOシネマズ新宿

観に行けと親に言われて観に行きました、動機がおかしい。
でも、初代ポケモンをやっていた身としては、序盤のピカチュウとサトシのシーンでウルっときました。
もうこの場面だけでお腹いっぱい、って感じでした。
(後半がつまらないって訳じゃないですよ!)

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ / テアトル新宿

すっかり観たことを忘れていた作品。
(別に印象に残らなかったわけではなく、個人的な鑑賞記録に残していなかっただけです)
登場人物やストーリーにある、リアル感とフィクション感が良い感じだったかと思います。

劇場版 響け! ユーフォニアム ~届けたいメロディ~ / イオンシネマ新潟南

前作の続編(と言えるかどうかは微妙ですが)ですね。
今作は関西大会前~全国大会までの話で、家族と関わり(主人公もそうですが先輩も)がメインテーマになっていたのかなぁ、と思います。
相変わらず良い映画でした。

劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち / ユナイテッド・シネマ新潟

誰がなんと言おうが、僕の個人的2017年ベスト映画です。
元はNHKの「世界ネコ歩き」という番組ですが、我が家はBS契約をしていないのでこの番組は未視聴……
でも面白かったです。面白かったというか、ネコが可愛かったです。
発声可能な応援上映とかしたら面白そうだな……と思っていたら本当にやったそうです。「かわいい」とか「頑張れ」とか言っているのが目に浮かびますね。

鋼の錬金術師 / 新宿ピカデリー

公開前からあまりに酷評の嵐だったので、怖いもの見たさで(本音では0巻が欲しかった、だから入場者特典に冊子を付けるのは(ry)。
正直なところ、2時間にしては上手くまとまっているな、という印象でした。
確かに原作の設定を無視しているような所は多く、原作ファンからしたらなんだかなぁ……となるのは当然だと思います(僕も原作は好きで全巻読んでいます)。
なんですけど、映画一作品としてまとめ、かつ原作未読の観客にも伝わるように……となると、このあたりが妥当なところなのかなぁ、とは思いますね。
まあCGも違和感あるし(多分彩度が高すぎる)、大泉洋は大泉洋だし、ロケ地もなんだかちょっと……って悪いところを挙げれば切りがないんですけどね。

後になってからですが、「原作漫画が好きだというとオタクっぽく思われるので大声で言えない」的な層に向けて作ったんじゃないかな……と、映画館で鋼の錬金術師を見た後であろうカップルを見て思いました。

スター・ウォーズ 最後のジェダイ / ユナイテッド・シネマ新潟

文句なしのスター・ウォーズ新作ですね。完全に7を超えてきましたって感じです。
賛否両論あることは認識していますが、個人的には大満足です。
序盤のBB-8がものすごく可愛い。

泥棒役者 / ユナイテッド・シネマ新潟

これもちょっと期待以下でしたね……
導入は良かったんですが、ストーリーがちょっと中途半端な感じがしました。
どうせならコメディに突っ走るとかして欲しかったですね。
三谷幸喜氏とかに同じ設定で書いて欲しい。

オリエント急行殺人事件 / 新宿ピカデリー(4K上映)

今年を締めくくる映画として相応しい作品でした。
映像も綺麗ですし(たまたま4K上映の回が観れたのも良かったです)、原作を2時間にしっかりとまとめた印象を受けます。
個人的にこのポワロがちょっと原作と違って微妙な感じもするんですが、これはこれとして楽しめました。


2017年は以上ですね。

実は今年は珍しく、Amazon Prime VideoとかTV放送とかで映画を(おそらく)一切観ていないので、本当にこれが今年観た映画の全てだと思います。
ちょっと今年は少なめですかね。

しかし、こうして書いてみると今年は立川シネマシティ率とユナイテッド・シネマ率が急に上がってきましたね。
(後は新潟率高めですね。今年は結構新潟滞在期間が長かったのです)

※おことわり

・タイトルは基本的に劇場のwebサイトやチケット記載の表記に倣っています。
そのためサブタイトルがあったりなかったり、アルファベットだったりカタカナだったりしますが、その点は気にしないで下さい。

・12月になってまとめて書いているので、何か細かいミスがあるかもしれません。
特に立川シネマシティの「極上音響」と「極上爆音」は、後になってから思い返すと分かりにくいですね……混ざっていたら申し訳ないです。
そしてそういうミスに気がつくとひっそり更新します。

※2018/10/13:更新
「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を追記しました。

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